Q&A

「未来を創造する組織マネジメント」とは何ですか?
「未来を創造する組織マネジメント」は国内外に広がるグローバルな職場において、多様な人材すなわちダイバーシティを束ねたうえで、変化に対応する組織イノベーションを6段階モデルで提示しています。日本(日系)企業で働く外国籍社員を例にとると、真に必要とする人材は「日本人化」した外国人社員ではなく、自社の価値観や業務プロセスなどを深く理解(「自社化」)しグローバルな環境で新しい価値を創造できる人材である、という考えに立ち、ダイバーシティを価値に変えるプロセスを6段階モデルで解説したものです。
異文化社員とは何ですか。
文化とは考え方、感じ方、行動の仕方のパターンであり、集合的に人間の心に組み込まれるものとされており、国籍、地域、民族、宗教、言語、性別、世代、社会階級等のレベルがあります。本理論においてはこれらのレベルが既存の組織と異なる人材のことを「異文化社員」としています。
ダイバーシティを価値に変える6段階のプロセスについて教えてください。
6段階は「理解」「信頼「提案」「展開」「深化」「文化」からなります。
また、段階間の変化としては「【1】異文化社員の適応」「【2】ラインマネジメントの高度化」「【3】知識移転」「【4】制度の高度化」「【5】組織変革」の5つがあります。
「未来を創造する組織マネジメント」を一言で言うと、どういう意味でしょうか?
「違いを価値に変える」、ということです。
外国人社員以外にも適応可能な考え方なのでしょうか?
はい。同質性の高い組織が異質性をとり入れることにより、違いを価値に変え、変化を創造する組織となっていくための具体的な方法論です。国内外も問いません。国内では新卒、キャリア、女性、シニアやハンディキャップを持つ方の職場への受入、海外では駐在員や現地社員、現地社員の第3国での登用でも適用可能です。またPMI(ポスト・マージャー・インテグレーション。経営統合によるシナジーを具現化し成長を支えるマネジメントの仕組みを構築するプロセス)等にも適用可能な考え方です。
「未来を創造する組織マネジメント-違いを価値に変える6段階理論-」はどのようにして構築されたのでしょうか。
小平達也の過去12年間にわたる1,000社以上の企業インタビュー・実務経験に基づく知識をベースに理論化したものです。学習理論と調整理論の2軸から構成されています。
「未来を創造する組織マネジメント-違いを価値に変える6段階理論-」には学術的な根拠はありますか。
はい、もともと学術を目的とした論文として作成されました。
「未来を創造する組織マネジメント-違いを価値に変える6段階理論-」についてはどのようにして知ることができますか。
当サイト他、講演やセミナーでご紹介をしており、最新の情報は「未来を創造する組織マネジメント-違いを価値に変える6段階理論-」 サイトの「News&Topics」で随時更新をしています。 個別のご相談等は直接お問合せください。
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