• ホーム
  • グローバルリーダーのためのスキル シアター・イン・ビジネス

グローバルリーダーのためのスキル シアター・イン・ビジネス

シアター・イン・ビジネスについて

古くはローマ帝国の時代から帝王学の一つとして特権階級では子供の頃から叩き込まれて学んできたもの、それが演技術です。大群衆に向けた演説の力を高めるため、また貴族の子弟が外交官となるためにも演技レッスンを元にした会話術、交渉術を学んできました。日本では福沢諭吉が国際人として通用するための演説力・会話力に注目しましたが、その習得手法はシェイクスピアの戯曲を題材にする等、欧州の伝統、文化、宗教観等に深い造詣があることを前提とし、一部のビジネスエグゼクティブに限られたものでした。

現代になるとこれら歴史的な背景を踏まえ、欧米では30年以上前から演劇(シアター)的手法を用いてコミュニケーション能力を高める手法が広まってきました。それはコミュニケーションスキルのみならず数学や科学、スポーツ分野などにおける能力開発にも用いられるため、広くシアター・イン・エデュケーション(教育に於ける演劇)と呼ばれてきました。

「世界で通用する人づくり、組織づくり」をテーマに活動しているグローバル人材戦略研究所は、演出家・劇作家・演技者として新国立劇場バレエ研修所・東京芸術大学オペラ科・明治大学ビジネススクール等で指導を行い「クラシカル・アクティング」の書籍翻訳の実績もあるシアター・プラクティショナー(舞台芸術表現者)、三輪えり花氏とともに、シアター・イン・エデュケーションの理論に基づいた、グローバルリーダーとしてのふるまい、コミュニケーションスキルを短時間で効率よく習得・発揮することが可能となる体験型プログラム「シアター・イン・ビジネス」の提供をしています。

人の前に立つすべての職業人に贈る『英国の演技術』

British Style Action 英国の演技術 British Style Action 英国の演技術
欧米の成功しているエグゼキュティブは皆、演技の心得を持っている。
それは、身体と声とマインドを思う通りにコントロールする術。
本書は、英国の王立演劇学校の訓練をコンセプトとワークを融合させて紹介する世界でも初めての本。
美しく威厳と説得力のある身体と声の使い方を手に入れ、人間の心の動きを読み解く技を身につけよう。

※『インプロ』と併せて読むとより一層理解が深まります。

アマゾンで買う
楽天ブックス

書籍紹介
書籍名 英国の演技術
著者 三輪 えり花 (著), 現代演劇協会 (監修)
出版社 玉川大学出版部
発売日 2012/09/13
税込価格 2,625円

感覚的な表現力を磨く名著『インプロ』

インプロ―自由自在な行動表現 インプロ―自由自在な行動表現
最高のプレゼンテーションを生み出す方法がぎっしり詰まった、人を惹きつける表現者のためのバイブル。
表現力とアイディア力を必要とするプレゼンターに。
部下の良さを引き出し、能力とチーム力を高めたいリーダーたちに。

英国の最高の演技教育者キース・ジョンストンが送る、感覚的な表現力の磨き方

アマゾンで買う
楽天ブックス

書籍紹介
書籍名 インプロ―自由自在な行動表現
著者 キース ジョンストン (著)
三輪 えり花 (翻訳)
出版社 而立書房
発売日 2012/02
税込価格 1,575円

シアター・イン・ビジネスのサンプル映像

グローバルリーダーのためのスキルシアター・イン・ビジネス グローバルリーダーのためのスキル
シアター・イン・ビジネス


グローバル人材戦略研究所の主催する、「シアター・イン・ビジネス」の考え方、開催時の雰囲気の一部をご紹介いたします。

講師 三輪えり花について

慶応義塾大学文学部在学中、カナダのヴィクトリア大学演劇科に交換留学し、そこでTheatre in Education というコンセプトを知る。

慶応義塾卒業、ロンドン大学大学院演劇科にて、演出学にて修士号取得。在英日本大使館にて勤務(文化・情報担当)。

帰国後、福田恆存の劇団昴へ演出家として入団。文化庁新進芸術家在外研修員として二年間、英国王立演劇学校およびロイヤルオペラハウスにて研修、演出・演技・演技教育について学ぶ。現在、演出家として活動。新国立劇場バレエ研修所・東京芸術大学オペラ科・明治大学ビジネススクールにて講師もつとめる。主に英語圏の新作を翻訳して発表しており同時に日本では未発掘の古典戯曲の翻訳・演出を務める<主な作品> 『ジュリアス・シーザー』『夏の夜の夢』『十二夜』『アルジャーノンに花束を』ほか
講師 三輪えり花

シアター・イン・ビジネス<内容例>

存在感
・立ち姿、歩く姿、身体のバランス
・距離感(自分の縄張りと相手の縄張りを知る)
・顔の向きの使い方
・良い笑顔のつくりかた
・人を引き寄せる声
・心のうちを読ませない
リーダーシップ・プレゼンテーション
・地位を表現する10のステイタス
・リーダーシップを体現する立居ふるまい
・空気と全体を掴む方法
・演説のための呼吸法
・感情を揺さぶるための呼吸法
・原稿がある時の視線のつかいかた
・なりきり、とは
ネゴシエーション・対話力
・視線はこう使う(アイコンタクト)
・相手との距離を自在に使える武器にする
・握手の奥義
・会話のための呼吸法(会話の呼吸を掴む)
・自分の話術に呼吸を使う
・駆け引き
・会話の強弱を作る
・障害を乗り越え、目的遂行のパワーを得るための即興力
・腕の磁場
・滑舌
・アーティキュレーション(明快な発音のための筋肉トレーニング)
・動きの種類(緩急と動きは筋肉と呼吸で作る)
・テンポとリズムの使いわけ

※英語での実施も可能

社内研修としてのシアター・イン・ビジネス

社内研修としてのシアター・イン・ビジネス
※海外赴任前研修、外国人社員も交えたグローバル会議(拠点間交流、コミュニケーション等)、エグゼクティブ向け個人レッスンも対応。
受講者コメント
「リーダー研修ってどんなものか…とかなり身構えていたのですが、非常にアクティブで楽しく、学ぶところがたくさんありました。特に、「演劇」という視点が人材教育に結びついているという点は、目をひらかされる思いでした。目線、歩き方、声、そういったところから「リーダー」を考える、というのは新鮮な驚きがありました。」

「周り人から自分自身がどう見えるかを、演出の技術を活用し、立ちふるまいのスキルを高めると言った、今までに体験した事のない素晴らしいプログラムであると感じました。普段自分で気付かないうちに、小さく卑屈に見えていたり自分でステータスを下げていたりするふるまいをこのトレーニングで矯正できる事を体感いたしました。」

演劇をコミュニケーションに役立てるという書籍は読んだことがあり、興味はあったのですがなかなか巡 るあう機会はありませんでした。今回はワークショップ型で実際に体験することもでき身をもって(少しで すが)理解できたのではないかと思っております。ありがとうございました。」
受講の様子

シアター・イン・ビジネス研修体系

シアター・イン・ビジネス研修体系