2009.9.14 日経産業新聞
優れた外国人の採用・活用について弊社小平がコメント。
「日本で採用する以上、外国人の賃金、社会保障などの待遇は日本人と同等が大前提。外国人の離職率の高さを懸念する向きもあるが、原因は企業に外国人の活用を阻む壁があるためだ」
「建前は『英語でOK』でも実際は日本語が分からず溶け込めないケースがある。終身雇用を前提に長期で人材育成する企業側と、雇用期間を区切って働く外国人との意識の違いもある」
「大切なのは外国人を採用する目的を明確にすることと、自社の考え方を言語化、モデル化し、外国人社員に浸透させることだ。たとえば日本人なら『あうん』の呼吸でわかる業務を標準化し、暗黙知が通じない外国人にも簡単にわかるようにする取り組み。やり方次第では既存制度を大きく変えずに外国人を活用することは十分可能だ」