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- 「違いを価値に変える6段階理論」考え方
未来を創造する組織マネジメントの全体像と特徴は下の通りである。
【1】国内外における外国籍社員をはじめとした異文化社員の活用について実務経験に基づく知識を理論化し、ダイバーシティを価値に変え、組織イノベーションに導くプロセスを提示。
【2】同質性の高い組織が異質性をとり入れることにより、違いを価値に変え、変化を創造する組織となっていくための具体的な方法論。
【3】「理解」「信頼「提案」「展開」「深化」「文化」の6段階からなる。
【4】段階間の変化としては「1.異文化社員の適応」「2.ラインマネジメントの高度化」「3.知識移転」「4.制度の高度化」「5.組織変革」の5つからなる。
【5】縦軸の学習理論(適応学習と創造学習)、横軸の調整理論(公式化調整と社会化調性)の2軸から構成されるフレームワークである。

※文化とは考え方、感じ方、行動の仕方のパターンであり、集合的に人間の心に組み込まれるもの。国籍、地域、民族、宗教、言語、性別、世代、社会階級等のレベルがある。本理論においてはこれらのレベルが既存の組織と異なる人材のことを「異文化社員」としている。