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「違いを価値に変える6段階理論」5つの変化

違いを価値に変える「理解」「信頼「提案」「展開」「深化」「文化」の6つの段階間の変化には「1.異文化社員の適応」「2.ラインマネジメントの高度化」「3.知識移転」「4.制度の高度化」「5.組織変革」の5つがある。

【1】異文化社員の適応 (「理解」から「信頼」へ)

異文化社員が組織(企業)の制度や規則を理解をし、職場環境および業務プロセスへ適応を果たす。

【2】ラインマネジメントの高度化(「信頼」から「提案」へ)

職場においてラインマネージャーと異文化社員の間で仕事を進めるにあたり必要とされる信頼関係を醸成し、その上で議論と対話を通じ、提案をし合えるような関係に導く。

【3】制度による創造促進・知識移転(「提案」から「展開」へ)

職場においてラインマネージャーと異文化社員の間で議論と対話を通じ、提案をし合えるような関係を人事制度や社内情報システムにより、企業全体に展開し、あわせて知識移転を促進する。

【4】制度の高度化(「展開」から「深化」へ)

制度による創造促進、知識移転を行なっていくことにより、新たに受入れる異文化社員に対しては日本人社員を含め出身国による違いはなくなっていくなど、より適応的な制度になっていく。

【5】組織変革(「深化」から「文化」へ)

新たに受入れる異文化社員に対しては日本人社員を含め出身国による違いはなくなっていくなど、より適応的な職場となり内外の変化に対応/変化を創造する新たな組織風土が醸成される。

「違いを価値に変える6段階理論」考え方

※文化とは考え方、感じ方、行動の仕方のパターンであり、集合的に人間の心に組み込まれるもの。国籍、地域、民族、宗教、言語、性別、世代、社会階級等のレベルがある。本理論においてはこれらのレベルが既存の組織と異なる人材のことを「異文化社員」としている。

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