寄稿/連載

【特集コラム】関わり合う技術 The Art of Relating

職場では、さまざまな人が働いています。

 

立場も、経験も、価値観も違います。
違いがある以上、すべてを分かり合うことはできません。
だからといって、関わらないことが安全とも限りません。
必要なのは、相手との境界や距離感を意識しながら、必要なときに声を交わし、確認し、相談し、問いかけ、提案できることです。

 

グローバル人材戦略研究所ではこれを「関わり合う技術」と呼んでいます。

 

関わるとは、相手の領域に深く踏み込むことではありません。
違いを残したまま、必要なやり取りができる「接続可能性」を保つことです。

 

この特集では職場で関係性をつくり、必要に応じて調整していくための考え方と実践を10本のコラムにまとめています。

 

関わり合う技術とは、相手との違いを消すことではなく、違いを残したまま、関係を調整し、行動につなげる技術です。

 

職場の関係性を、個人の相性や「コミュ力」だけに任せない。
日常の小さな働きかけを、組織の力に変えていく。
そんな職場づくりを考えるための特集です。

 

第1回 なぜ今、「関わり合う技術」なのか
第2回 関わるとは、踏み込むことではない
第3回 声を交わす――問題が起きる前に、接点をつくる
第4回 確認する――「察する」から「確認できる」へ
第5回 相談する――抱え込まず、任せきらず
第6回 問いかける――答えを急がず、ともに模索する
第7回 提案する――迎合でも対立でもない、第三の関わり方
第8回 関係を切らずに、境界線を引く
第9回 「伝えた」から「確認できる」コミュニケーションへ
第10回 個人の技術を、職場の文化に変える

 

※本テーマは、管理職研修、職場コミュニケーション研修、心理的安全性、対話型組織づくりなどの研修・組織開発にも展開しています。自社の課題に当てはめて検討されたい方は、こちらからお問い合わせください。

お問い合わせ

【対談】問いかける思想 十四代 今泉今右衛門さんが語る永続する価値

長い時間をかけて育まれてきたものには、効率とは別の次元にある深い重みがあります。

400年続く窯元の営みとそこに息づく思想は、短期成果が求められる現代に生きる私たちにこそ静かで力強い示唆を与えてくれます。

このたび、陶芸家・重要無形文化財保持者(人間国宝)である十四代 今泉今右衛門さんとの対話から得た学びを「問いかける思想」としてまとめました。冊子は限定配布の非売品として制作していますが歴史的・文化的価値の共有と継承に微力ながら寄与すべく、全文をPDF形式で公開いたします。

本対談では

「時代を超えて継承されるものとは何か」

「永続する価値はどのようにつくられるのか」

という問いを軸に組織と人材育成に携わる立場から歴史と未来、日本と世界、個と組織、技と思想をつなぐ視座を多面的に扱っています。

変化のなかで立ち止まり本質に触れたいと感じる方や、次の世代を創造するリーダーの方々にとって思索と対話の種となりましたら幸いです。

 

【目次】問いかける思想~十四代 今泉今右衛門さんが語る永続する価値~

・プロローグ~世界史が発見した有田──永続する価値を問う~

・1.伝承と伝統~何を守り、何を変えるのか~

・2.永続性と個人~人はどれほどの時間を背負えるのか~

・3.世界と日本~文化的な特色をいかす力~

・4.受け容れる~「委ねる」という知性~

・5.対話~ともに問い、つながり、意味が生まれる~

・6.時を超えるアイデンティティ~変化のなかに同一性は宿るのか~

・対談後記~問いかける思想 それは時を超える叡智の器~

・6つの原則と問い

 

対談レポート:問いかける思想

 

※本対談の公開にあたり、文化的価値への最大限の敬意をもって掲載しております。趣旨に鑑み、内容の改変・再編集・転載はご遠慮賜りますようお願い申し上げます。

 

※2026年9月、十四代 今泉今右衛門さんから「墨はじき」を学ぶ機会をいただきました。

その体験から得た気づきを、3回のコラムとしてご紹介しています。

十四代 今泉今右衛門さんから学ぶ墨はじき

第1回 手を動かして、初めて見えたもの~学ぶ対象としての墨はじき~

第2回 見えない仕事――消える線が存在感を生む~「見えない仕事」を考える比喩としての墨はじき~

第3回 異なる世界を重ねる――墨はじきから見えた接続知~自分自身の仕事のあり方を映す比喩としての墨はじき~

【寄稿】成長から成熟へ ~50代からのキャリア再起動をデザインする~(労務事情 2026年01月15日号)

 

「世界で通用する人づくり、組織づくり」をテーマに活動しているグローバル人材戦略研究所 代表取締役 小平達也による寄稿「成長から成熟へ ~50代からのキャリア再起動をデザインする~」が労務事情 2026年01月15日号(㈱産労総合研究所)に掲載されています。

 

本寄稿では70歳雇用の時代、50代は「終わりの準備」ではなく,次の始まりへの「再起動期」であるとしキャリア再起動のデザインについて紹介しています。

 

全文:労務事情 2026年01月15日号

 

(キャリア再起動シリーズ)

成長から成熟へ ~50代からのキャリア再起動をデザインする~

シニアの明暗『マイ・インターン』と『アバウト・シュミット』

成し遂げたそのあとで―映画『オデュッセイア』から考える後半戦

「できる人」が、もう一度「できない人」になってみる

シニアの資格取得はどのような意味をもつか~役割から存在へ~

シニア向け研修受講者が語る「気づき」と人事へのヒント

「変化」に対応し、自分自身の「移行」をデザインする

空中ブランコから考えるキャリア・トランジション

壁から網へ――これからの「安定」を考える

 

 

関連研修:シニア研修 ご案内